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Cephalometrics
AtoZ 3.0Jの特長について
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For Macintosh,
Windows 98,NT,2000,XP
CephaloMetrics AtoZは安永コンピュータシステム株式会社の登録商標です。
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CephaloMetrics AtoZ 2.6
分析ポイント入力(レントゲン画像取り込み)
透過タイプSCSIスキャナー、CCDカメラ、デジタイザー、タブレットのどれからもレントゲンをとりこめます。
レントゲン画像を取り込む
患者のレントゲン画像取り込みは以下のどれかで取り込みできます。
1. 透過スキャナーからレントゲンを取り込み、画像処理でレントゲン画像を読みやすくして、コンピュータ画面上で直接ポイント入力できます。スキャナーからレントゲンを取り込む方法は
Young H. Kim先生(ボストンWestonで開業)の提案要望により開発に取り組みました。スキャナーによって取り込まれ常にレントゲンをコンピュータ画像ファイルで見ることができるメリットは臨床医にとって大きいことです。いつでもレントゲン画像とトレースがコンピュータで呼び出せます。
TWAIN対応EPSON社2000透過タイプスキャナ-
画像取り込み精度は600dpi (dot per inches -- 1インチ(2.5cm)の間に600本の線を識別できる細かさ)のスキャナーです。取り込みの手間は、透過タイプのスキャナーにレントゲンを置くだけで後はコンピューターにおまかせです。
2. CCDカメラでレントゲン画像を取り込むこともできます。
ライトボックス上に置いたレントゲンフイルムをCCDカメラで読み込みます。
3.Sony CCDスライドスキャナーを使ってスライド、ネガからレントゲンスライドを直接入力ができます。
画像エンハンス
高解像度でのスキャナーからレントゲン画像取り込み後で、軟組織など濃度の違う画像をエンハンス機能により鮮明に表示します。
容易なポイント入力を実現します。画像処理は画像全体をエンハンスしたり部分的にボックスで囲ってエンハンスを行えます。
エンハンス後の画像とトレース
入力順序はコンピューターの音声で
画面上でマウスで入力の際、入力ポイントをコンピュータからの音声を聞きながら、ポイント表記を見て間違いなく簡単に入力できます。ユーザー自身の音声での入力も簡単に登録して使えます。
デジタイザーからの入力
デジタイザーからの入力の場合は、入力ポイントの音声を聞きながら、レントゲンまたはレントゲントレース上を直接カーソルでポイント入力できます。この場合、レントゲン画像はコンピュータに残りませんが、(後でレントゲン画像を追加保存はできます。)
カラー画像取り込み
患者の画像取り込みは以下のどれかで取り込みできます。バージョン2.6から解像度、画像サイズは制約がありません。高画質の画像を取り込めます。
1. 透過型スキャナーからスライドを直接、取り込み可能。
2. アップル社のデジタルカメラQuick Take150、200から画像をシリアル経由で直接取り込みできます。
3. FUJI社のデジタルカメラ等から画像をPCMCIAカードで取り込みできます。FUJIX DC220Aは接写アダプターと液晶ファインダーを追加することにより口腔内の接写ができます。OLYMPAS社の一眼レフタイプのデジタルカメラ、接写アダプターが販売されています。現在デジタルカメラで接写できるカメラは数種類しか市販されていません。確認下さい。
4. 8ミリビデオカメラ、カラーCCDカメラから顔面画像もコンポジットまたはSビデオ端子から直接入力可能です。
5. その他、高解像度の画像も例えばPhotoShop等のソフトを介して画像をコピー(一時メモリーに保存)してCephaloMetrics
AtoZ にペースト(複写)が行えます。
連続取り込み
側貌、正貌、口腔内画像など、連続入力ボタンでスピィーディに連続取り込みができます。
分析(カスタマイズ可能な分析)
側貌分析(ラテラル)
Ricketts、Steiner、McNamara、Downs&Kim、Jarabak 、角度分析、距離分析、ソフト分析、Tweed、Roth、Sossuniなどの12種類の側貌分析が可能です。
正貌分析(フロンタル)
Ricketts、Grummons(シンメトリ)等の6種類の正貌分析ができます。
軸位分析(サブメント)
6種類の軸位分析ができます。(バージョン2.6で登場。)
模型分析(デンタル)
模型の近遠心距離などの計測(バージョン2.6で登場。)、ディスクレパンシー計測など(次期バージョン3.0に登場します。)
分析の定義
側貌分析、正貌分析、軸位分析ともDr.Rickettsの32FactorをはじめMcNamara、Rothの各分析を自由にカスタマイズできます。
ユーザーによってすでに定義されているラテラルでは10の分析以外に3つの分析がフロンタルおよびサブメントでは2つの分析以外に3つの分析が自由に定義できます。既に入力されているポイントに対して、角度計測、距離計測、線分間の距離、比率など10種類以上のの計測方法で60項目の分析定義できます。
分析項目には、標準値、標準偏差、表示線分、表示場所もユーザー定義できます。
分析ポイントの追加
ラテラル、フロンタルの両方とも既に定義されているポイント以外に分析ポイントを60個自由に追加定義できます。新しい分析の研究などで特殊な分析ポイントを望まれる場合、容易にポイント追加ができます。
ラテラルだけでなくフロンタル、サブメントでもポイント追加ができるのが研究等にも大いに役立ちます。
標準値
標準値は各分析毎に日本人、欧米、黒人、ラテンと定義されています。標準値、標準偏差もユーザー自身でのカスタマイズ可能です。
Dowens-NorthWestern分析(角度分析)とリニア−分析(距離分析)とフェイシャルダイヤグラムは、ステージ毎に標準値を選択できます。
Dr.Kimの治療サマリー
Dr.KimのAPDI、ODI、Combination Factor、Extraction Indexによる骨格性の分析、オープンバイトの傾向、抜歯するかどうかの決定、治療後の後戻りの判断するための基準を採用。文章で分析がサマリー出力されます。分析を行ううえでたいへん役にたちます。
スーパーインポーズ
・バイオでよく使用されるRickettsの5スーパーインポーズでの重ね合せが可能です。
・Tweedなどでよく利用される上下顎でのスーパーインポーズが可能です。
・全体を任意の分析点でスーパーインポーズが可能です。
・Dr.阪本のフェイシャルダイヤグラムでの標準値と患者データのスーパーインポーズが可能です。
・Dr.飯塚のポリゴン表示でも最大3つまで患者データのスーパーインポーズが可能です。
トレース線分の色、フォント、線分の太さの定義
3つのウインドウのトレースの線分の色とバックグランド色を32,000色から自由に定義できます。またウインドウの計測表示のフォントのポイントとタイプも変更できます。
マルチウインドウ
正貌、側貌セファロと顔面写真が連動しているので、骨格や歯槽型の問題と顔貌との相関性を理解しやすい。
ウインドウ表示
ウインドウは、3つの患者表示ウィンドウ、計測値表示、スーパーインポーズ、フェイシャルダイヤグラム、ポリゴン表の合計10のウィンドウでの画面表示。
すべての分析はポリゴンで表示可能。
Dowens-NorthWestern分析とリニア−分析はステージ別の標準値を選択してポリゴン表示。
コピー&ペーストでの画像の張り付け可能
PowerPCに完全Native化により素早い画像処理を実現。
他のアプリケーションに画像をコピーペーストできます。マックワードなどのワープロで紹介ドクターへの手紙文にトレース線分と計測値の重なった患者画像を出力することも簡単に行えます。また学術論文等の発表のために、パースエーション等のアプリケーションに患者分析画像、トレース、計測値もペーストできスライド作成に威力を発揮します。
Co-Crコンバージョン
せっかくのVTOをシュミレーションする場合、咬合平面を正しく設定するためにCo-Crを画面上でマウスを使ってプロットするだけでCo-Crコンバージョンが行えます。Win版は近くサポートされます。
治療、外科シミュレーション
治療シュミレーションが容易にでき、プロファイルの改善量や外科矯正時の術後イメージの選択、骨切り量決定の参考になります。患者に外科治療後の予測を患者自身で判断していただけます。
外科シュミレーションは、下顎骨2ヶ所、上顎骨1ヶ所で骨切り可能。シュミレーションに対する軟組織の比率をユーザー定義可能できます。設定メニューの軟組織の比率ダイアログで外科、矯正治療シュミレーションの軟組織の移動量をユーザー定義できます。
VTO と成長シミュレーション
バージョン2.6ではVTOと成長を自動計算して表示シミュレーションできます。
バージョン2.8ではMVTOができます。
ツールウィンドウ
使いやすいツールウィンドウにより側貌、正貌のレントゲンと顔面写真、口腔内画像、ギャラリー、切り替え表示やスーパーインポーズ、計測値表示、プロフィロ、ポリゴン表のウィンドウ表示がスムーズ。又、フォトショップ並の画像修正ツールも各種ツールウィンドウに備えています。
ツールウインドウは縦横に設定できます。
豊富なビューフォーマット
豊富なビューフォーマットにより初診相談時に患者さんに類似した症例のプレゼンテーションや治療過程や治療終了時の画像ファイルとしてプリントアウトが可能です。2.6では新たにいくつかのビューフォーマットが追加されました。
スマイル
投げ縄ツールを用いて、患者さんのスマイル画像にブラケットしたイメージを治療前にインフォームドしたり、治療後の歯のサンプルを用いた画像をはめ込むことが可能です。治療する前から前歯部における金属ブラケットとセラミックブラケットの見え方等を患者に説明でき、セラミックの感じを説明できます。 Win版はサポート未定です。
統計処理
例えばClass I のグループに分けたフォルダーのすべての患者データの統計と座標値の平均値、標準偏差を求め画面表示、ファイル出力が可能です。各医院である分類の患者データの標準値、標準偏差、座標値を求めたり、治療後のデータの統計処理等が瞬時に行えます。この機能は大学の研究システムのために開発されましたが、臨床で各医院でお使いいただける機能になるでしょう。各トレースと分析値の平均を表示可能です。
計測の補助機能
デジタイザー入力の場合、計測の補助機能として線分の長さ、面積の値をファイルに出力可能。セファロ分析システム以外にも単純にレントゲンの計測、面積計算が行えます。この機能も大学の研究システムのために開発されました。
外部ファイルに出力
分析結果を外部ファイルとして出力でき、そのデータをSPSS等の他の統計処理などに簡単に使用できます。表計算ソフトExcelでも当然利用できます。
他の統計ソフトで統計、集計ができるようにアスキータイプで各患者の分析データを出力することができます。
Cephalo
Oneとのデータ互換
Cephalo Oneで入力されたデータをそのまま使用して、画像を追加することが可能です。せっかく入力したデータをむだにはしません。
Quick Ceph Image のデータが読み込めます。
Quick Ceph Imageのデータを無駄にしません。
CephaloMetric AtoZはQuick Ceph Image のデータが読み込めます。当然当社のCephalo-Oneのデータもそのまま読み込むことができます。Quick
Ceph Image は使っているがポリゴン、プロフィログラムを表示したいという場合、このCephalometric AtoZはとても便利です。
注意:Quick Ceph ImageProのデータはPostScriptデータなので互換はありません。
Wacomのタブレットが使えます。
ワコム社のタブレットを無駄にしません。 HOYA社のMacintosh用ソフトをお使いのユーザーはハードの無駄がなく当社のソフトが導入できます。Cephalometric
AtoZ、Cephalo-Oneはホヤ社の推薦するワコム社製のタブレットをサポートしていますから新規に当社推薦のデジタイザーを購入しなくてもデータ入力ができます。
印刷とプリンター
印刷は、Apple Color StyleWriter,Color LaserWriter HP DeskJet 850C,DeskWriter
Kodak EasePrint (昇華型カラープリンター)などほとんどのプリンターに出力可能です。カラープリンターが基本ですが、グレイスケールのLaserWriter
プリンターでも使用可能です。印刷する場合、トレースの線の幅、色を定義できます。
Windowsバージョン
CephaloMetrics Ato Z, Cephalo-OneともWindowsバージョンがあります。MacintoshもいいがどうしてもWindowsで作業がしたい時、Windows95、98、NTで動作します。一部移植されていない機能(スマイル)がありますが順次機能アップされます。
当社のセファロアナライザーシステムのユーザーはNEC9801で分析を行っていらっしゃいます。 Windows95、98、NTを導入されましたユーザーにはWindowsバージョンに少ない出費で移行できます。注意:ポイント、分析方法が替わるため当社セファロアナライザーシステムのデータ互換はありません。Cephalo
Oneも同じくWindowsで動作します。価格はMacintosh バージョンと同じです。
年間サポート費用
年間サポート費用が必要です。ソフトのバージョンアップとそのソフトに関する質問などのサポートとして年間定額の費用が必要です。
以上機能の簡単な説明ですが、さらに詳しく内容をお知りになりたい場合、デモをご希望の場合ご連絡下さい。 このCephaloMetrics AtoZ はアメリカ・ボストン開業のDr. Young H. Kim の監修、またたくさんのCephalo
One ユーザーのアドバイスを受けて開発されております。
ご質問はフリーファックス0120-53-3313でどうぞ