前回のニュースレター以降の新しい内容は? 1997年11月10日及び11日にオーストリア、ビアレのルドルフ・スラバチェック教授は彼の大学引退を記念して"farewell seminer"を開催しました。佐藤教授とY.H.Kim先生、それに日本MEAW研究会の数人のメンバーがその会に御祝いにかけつけました。スラバチェック先生は大学をリタイヤーするかもしれませんが、彼はThe Cranio-Mandibular-Disorder(CMD)instituteの教育で相変わらず忙しいでしょう。私達は彼がその教育の仕事にベストを尽くす事を祈ります。 タイ国際矯正歯科学会が1997年12月10日、11日バンコクで開催されました。そこには多くの海外の著明な特別ゲストが参加招待されました。Dr.Young H.Kimも「The differential diagnosis and MEAW treatment of openbite malocclusion」についての1日コースを依頼され、行いました。そこには150名もの受講者が参加し、すばらしい反響が得られました。大会の閉会式にはタイの女王も参加した、誠に珍しい感激的なセレモニーでした。興味深くそして素晴しいレクチャーがそれらの海外のゲストの先生方より行われました。その中で12月12日のconguress meetingでDr.kimは「Post-Orthodontic-Treatment-Malocclusion and TMJ Dysfunction」について講演し、本当の機能咬合の重要性を強調しました。 1998年2月26日Dr.Young H.Kimは突然Dr.James McNamaraから3日間行われるミシガン大学の「第25回 Moyers Symposium」でopenbiteの治療について講演するよう招待を受けました。Dr.Donald Woodsideがレクチャーを予定していましたが、突然の病気の為、できなくなってしまった様でした。Dr.Kimはその招待を引き受け、そして400名以上の受講生が来聴する中、レクチャーを行いました。受講生は外科矯正をしないで、MEAW Therapyを用いる事によりすばらしく治療する事ができた著しいopenbiteのケースを学び、非常に驚いていました。彼らは本当に驚いた様でした。そのレクチャーの反応、反響はものすごく、Dr.Kimが1999年2月に行われる次年度の26回 Moyers Symposiumで2年連続で講演者として招待されました。これははじめての事であり、名誉ある事です。 Moyers Symposiumの後すぐ、オクラホマシティーに飛び、3月2日オクラホマ大学で卒業生達に「The orthodontic defferential diagnosis and MEAW Therapy」についての1日コースを行いました。大学の設備も非常によく、また学生達もみな非常によく勉強していると思われました。 ロサンゼルスにおけるKorean Orthodontic Educational Foundation(KOEF)の新しいクラス(Cクラス)が計画されました。このコースは2年コースであり、14名の受講者で1998年3月よりスタートしました。このCクラスは2ヵ月に一度2年間のレクチャーを行います。ロサンゼルスのDr.Anthony Parkは忙しいけれども新しいクラスができた事によってもっと忙しくなったでしょう。私達は彼の素晴しい協力と努力に感謝しました。KOEFのAクラスは12年目に入り、またBクラスは8年目に入りました。両クラスとも、2ヵ月に1回1日コースをロサンゼルスでもっています。 私達同僚のDr.Jorge C.Mestre Jr.はスペイン語圏の受講生にMEAW Technicを教える事で非常に忙しい毎日を送っています。彼はまたMilwaukeeで3月26、27日に行われた、「Marquette Orthodontic Alumni Association」で2日間のコースも持ちました。そのタイトルは"Orthodontic Differential Diagnosis and Treatment of Malocclusion with The Treatment and the MEAW Technic"でした。彼はまた今年11月4日フロリダのFt.Lauderdaleで行われる「The South Florida Academy of Orthodontists」でも講演する機会を持っています。その時の発表のタイトルは"Openbites:How to make the correct treatment choice"です。 Executive Boardのミーティングが5月にボストン3日間コースの前の22日開かれました。Dr.Unae K.HanはUSA MEAW Foundationの新しい事務局長として選出されました。 1998年5月19日にDr.Kimはダラスで行われた第97回A.A.O.Meetingで満員の聴講者の前で講演を行いました。そしてMEAW TherapyによりSevereなopenbiteを治療した事を発表する事により多くの矯正の先生方は驚いていました。そしてその講演の後、MEAWテクニックについて24〜25人の矯正の先生から質問を受けました。 1997年5月デンバーで行われたA.A.O.ミーティングでの発表以来多くの方よりこのMEAW Therapyについてのコース要望がありました。そこでボストンにおいて1998年5月22日〜24日までFoundationの皆さんの助けをかりて3日間のコースを開催しました。オーストリア、英国、ドイツ、ギリシャ、タヒチ、イタリア、日本、トルコ、そしてアメリカ国内等から40名の受講生が受講生が集まりました。それはもう国際色豊かな講習会となりました。一人の受講生が後日私達にこの様なお手紙を下さいました。「私は30年矯正の勉強をしてきましたが、この講習会は私の受けた講習会の中で一番よかったと思います。」 GOOD NEWS!佐藤教授(日本MEAW研究会会長)夫妻に1998年6月1日Akito君と言う名の御子息が誕生しました。彼は今5ヶ月の大きなすばらしいbabyです。私達は彼らを非常に祝福しています。 韓国MEAW研究会の第4回大会が1998年9月12日ソウルで盛大に開催されました。Yonsei大学からDrs.Hyoung Sun Paik、神奈川歯科大学より佐藤貞雄先生、そしてYoung Kim先生の特別講演が行われ、また4つのbreakfast round table discussionsが行われました。それに加えて数名の素晴しい臨床的な症例報告が行われ、いずれもMEAW therapyを用いて非常に良好な結果を示していました。 過去4年間日本MEAW研究会の大会は連続して台風に見まわれてきました。しかし、今年は2日前に台風は通り過ぎて行き、私達は素晴しい天気に恵まれました。横須賀における第6回大会ではまず、90名の受講生が参加した3日間コースが行われました。数名の先生は、このコースを受けるのは6回目あるいは7回目、8回目という先生もおられました。一人の受講生は言いました。「講義の内容は似ているかもしれませんが、私は毎回多くの事を勉強します。今私は私の患者さんに対し、非常に素晴しい満足感をもって治療にのぞんでいます。」。120名以上の出席者があり、第8回日本MEAW研究会大会での発表は非常に興味深く、そして刺激的でありました。特別講演の先生の御一人である神奈川歯科大学解剖学教室教授の高橋和人先生は血管組織と骨代謝反応についての発表をされました。その講義は非常に興味深く、有益なものでありました。特別講演の他にも7題の素晴しい臨床的な発表が行われました。 カリフォルニアのサクラメントにて10月23日「The American Academy of Orthopedists(整形外科学)」のミーティングが開催されました。そこでDr.Kimはopenbiteを治療する為の治療様式と、矯正治療における診断という課題で1日セミナーを行いました。会員の方々には外科手術以外にopenbiteを治療する事が出来ないと印象があったようです。しかし、今はそれが出来るという事を彼らは知りました。 International Journal of MEAW(MEAW研究会雑誌)の第4巻はピンクのカバーで印刷された美しい仕上がりとなりました。この中にはとても素晴しい14題の臨床報告と3題の研究発表が掲載されています。私達は編集長の片岡 護先生の献身的な御世話に非常に感謝したいと思います。もしあなたが掲載されたいと思う論文をお持ちであれば研究会の方へ提出して下さい。たぶん第6巻に掲載される事になるでしょう。 第4回国際MEAW研究会がハワイ、ホノルル、ワイキキのシェラトンホテルにて、1999年5月12日〜14日に開催される予定です。A.A.O.契約ミーティングはその後の15日からカリフォルニアのサンディエゴで行われる予定となっております。どうぞあなたのカレンダーにマークし、出席するようにするようにして下さい。発表を希望の先生は当会の秘書まで連絡下さい。詳細は1月頃にあなたに郵送致します。 |
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