私の持っているWEの真空管を中心に並べてみました。 |
WE300AとWE300Bについて WEの300Bと300Aは、根本的に音が違います。274Aナスと刻印の違いがあるように300Aは205Dに通じる音がします。300Bも刻印はそれなりにいい音がしますが、1988年の最終BELL球も結構いい音がします。ただ1988年のBELL球はすぐゲッターがなくなります。300Bの広がった音を少ししまるのがVT52刻印です。構造が205Fとか252Aに近く良く似た音がします。適当な値段ですから、300Bシングルに差し換えて使用しています。 WE205Dはどんな音? 205Dは丸球ですが(テニスボールぐらいの大きさなのでテニスボールとも表記される)、1924年から1942年までしか作られていません。トップマーク、刻印で205Dと表記されています。ヒータは4.5Vです。現在入手が困難ですが、もし手に入れられたらシングルアンプとして使ってみたらどうでしょう。すばらしい直熱の音がします。 Sylvania
1276 (military use )が代用品として使えるので使ったことがありますが、まーひどかったです。205Fも300Bも205Dと比べてやはりだいぶ音が違います。205Eはヒータは同じく4.5vですがB電源は130Vなので耐圧が低いのできれてしまうかもしれませんが、同じく46アンプに使用しています。205Fは1942年から1979年まで生産されています。ST管なので音はこじんまりとしてしまいます。(小川さん--管球王国9号自作記事参照--からメールがきまして205Eの規格は205Dと同等とのことです。99.11.20) 中国製205D |