Western Electricについて

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Western Electricはあまり知られていない

 Western Electricはアメリカの最先端の技術を結集した会社です。スタジオ・録音関連のエンジニアでもあまりWestern Electricの内容に詳しい方は少ないと思われますが、この会社の製品はすばらしいの一言に尽きます。

はじめてWEに触ったとき

 後に述べますが、WE、JBL、Altecはともに大変深くかかわりがあります。ギンガムというPA会社につとめていて(東京に住んでいた頃)飛んだスピーカーの張り替えの為よく埼玉県の日本音響(マクソニック)へスピーカの修理でいった時初めて見たのがWE594励磁タイプのドライバーでした。小林社長はすでに相当Westernを研究されていました。その集大成とでもいううべき22Aタイプのカールホーンとロングロードのウーハーエンクロージャなどトータルなシステムを完成させていました。残念なことに小林社長は富士山近くの山に墜落したJALの飛行機事故でお亡くなりになりました。ちょうど私は事故前日に小松行きに乗ってました。御盆の頃で満員だったことを覚えています。ギンガムではPAでJBLとかAltecなどのスピーカを使っていましたがこの小林社長の開発したマクソニックのスピーカもたくさん使いました。

映画館、劇場の貸し出し(リース)システム

アルテックはWEの修理部門であった

 アルテックの業務用のアンプ、マイクプリ、スピーカはWEに比べて少し落ちる。

JBLはWEの音がする

 JBLの創始者J.B.ランシング氏はWEにもAltecにも在籍していた。特にWEのネットワークとか劇場スピーカを製造、納品していた。ネットワークはやはりJBLが最高にいい音がする。ようだ。

1954年ウエストレックスになった

 ウエストレックスは販売会社として輸出を主に行っていたと聞いていますが、現在もWestrex 300B、274A、274B 等を製造販売しています。