selfmaking amp

このページはWE91,WE86タイプの自作アンプの情報を掲載しています。

私がはじめて作ったアンプがWE91タイプでした。製作は龍田先生が監修。

球について

 前段の球はWE348Aです。もちろんWE348Aは刻印メッシュです。 WE300Bシングルアンプで91タイプのアンプです。整流管はWE274Aです。写真はWE274Aのかわりに280の刻印を使用。300BのかわりにWE VT-52刻印を使用。VT-52はヒータが7Vですが問題ありません。 300B刻印よりVT-52刻印のほうが音が好きです。WE205D丸球もソケットが合えばそのままさせます。UXソケットにそのまま205Dをさしてショートさせて焼き切ったことがあります。

カップリングCは...

 カップリングコンデンサーはもちろんWEです。配線材もほとんどWEを使用しています。

トランスについて

 アウトプットトランスはウエスタンサウンドインク社製の171Aです。最初タムラのトランスを使用しましたがサウンドインク社製の171Aはなかなかいいです。実はマグネクエスト社製のシングル用のトランスも購入して実験しましたが、とてもいいのでした。チョークはAltecの10H-75mAです。電源トランスはタムラです。

 300Bシングルアンプをもう1台作ろうと部品は揃っていますが、実は上の91タイプもなにやこれやで100万近くかかっていますので時間とお金をかけてもWE46とかWE41.42.43 の音までは辿り着かないので現在パワーアンプの自作は止まっています。WE86タイプもやはり球と差し換えた部品も含めると100万はこえてしまい大変です。自作は完成のない遠き道を行くがごとく大変です。自作をしてはじめてオリジナルの劇場用アンプの偉大さに驚かされます。

 EL34のパラプッシュの安価なアンプの開発を龍田君と始めましたが、いつの間にか300Bプシュプルの最豪華なアンプとなってしまいました。インターステージの為にWE49Cプリを2台つぶし、118のアウトプットトランスを探してあげくに300B刻印を買い求めてしまったアンプです。音質はいいのですがナロウなので今一つ。

 WE86タイプのアンプです。InputトランスはTRIAD B6299 、前段はWE262Bを2段、WE49のインターステージWE246AでWE300B刻印をふっています。整流管はWE274B刻印を使用。OUTPUTトランスはWE118のWE173Dです。

龍田先生について

彼は私の卒業した大学の2学年後輩です。同じ学科だったので学生中に多分会ったことがあると思いますが、卒業して10年以上もたって再開しました。彼はWesternを大分以前から知っていたので下記のシステムを持っていました。(現在は不幸があり、ひとでに渡ってしまったようです。)

WE 4181 x 4, 594ドライバー x 2, 24Aホーンx2、555ドライバーx8、22Bカールx2、597tweeterx2、300B刻印x10以上、205Dx20以上、たくさんのWEトランス、球を持っていました。