マイナスイオンについて1

　陽気のせいで体の調子が「悪い」とか「良い」ということは実は天候や気温、湿度、空気汚染などに関連して大気中にはマイナスとプラスのイオンが存在しこれが生物の健康に微妙にそして大きな影響を与えています。大気中にプラスイオンが多くなったときには身体に病的症状が現れぜんそく、心臓病、感冒、偏頭痛、リウマチ、神経痛などの慢性病が急激に増加します。逆にマイナスイオンが多くなったときには非常に健康な状態になり慢性病は治り易い状態になります。大気中のイオンバランスが生物に大きな影響を与えています。しかしながら、マイナスイオンがプラスイオンより多くなるときは１年のうちに数日しかないこともわかっています。一般には高山や海岸などでは平地よりマイナスイオンが多く、また都会よりも田舎の方が多い。滝の近くでは特にマイナスイオンが多く発生します。

　−「イオン健康法の秘密」（健友館編集）

マイナスイオン情報

　健康体の血液は弱アルカリ性。慢性の病気を持った人の血液は酸性になります。マイナスイオンは血液を弱アルカリ性にし血液を浄化し新陳代謝を速やかにし、自律神経を正常にします。−−慢性病を回復させます。
　ぜんそく、あるいは花粉症の患者100人にイオン処置した結果63％の好結果を得ました。（フィラデルフィア・グラデュエート）
　火傷の患者をイオン調整室にて処置。85％の好結果（イースタジ病院U.S.A）マイナスイオンは火傷の乾きを速くし移植の必要を少なくします。
　血液中のマイナスイオンは酸素が体の細胞や組織に配達される速度を速め生の酸素を吸入したときのように爽快さを与える。逆にプラスイオンは酸素の配達の速度を下げ酸素欠乏の状態と著しく似た徴候を現わす。
　紙巻きたばこの煙の中に肺の繊毛の運動を遅くするものがあります。マイナスイオンは紙巻きたばこの煙のひどい空気の中でも新鮮な空気の中と同じように繊毛の運動を促進します。　クルーガー博士（U.S.A）
　植物の育成にも大きな影響があります。マイナスイオンを放射した水稲の種子は育成が早く結果が大きい。草花の種子にマイナスイオンをかけると生育が早く寿命が長い。切花（生花）にイオンをかけるとその寿命が長い。
　疲労を回復させます。耐性増加テスト、被験者は毎日走れなくなるまでランニングを行い耐久時間の向上を１ヵ月の終りに記録した。普通の空気を吸っている人は24％しか向上しなかったが、マイナスイオン化した空気を吸っている人は10倍以上もの向上を示した。後者のグループの耐久増加はふつうの環境に戻ってから約１０日間維持されその後徐々に失われた。−A.Aミンク博士（ソ連）
　空気中の花粉は砂漠のほこりと同じくらいマイナスイオンを吸収してしまう。花粉が多いと大気中のマイナスイオンが欠乏し花粉症にかかっている人は更に苦痛が増えます。
　エアコン使用の場合　金属製のダクト内を送風することによって空気流体の摩擦が起りプラスイオンが多量発生した状態で空気を室内に送り込みますので、長時間室内にいますと不快感が増し頭痛を伴うこともあり、ひいてはいろいろな健康障害がひきおこされることにもなります。
　機械の摩擦はプラスイオンを発生しマイナスイオンを捕らえる。いろいろな種類の電気及び電子機器がそうである。なかでも電子レンジ、コンピュータ、テレビ、レーダー装置はもっともよくないものにはいります。
　満月のときの外科手術は出血しやすい。地球の上空40km〜400kmにわたって電離層として知られる荷電した原子の層がある。電離層の上部はマイナスに荷電していて下部はプラスに荷電している。月も地球と同じマイナスに荷電している。月が地球に近づいたときそのマイナス電荷が上部電離層のマイナスイオンと反発しそのために下部電離層のプラスイオンの一部を私たちのすぐ上の大気に押し上げる神経外科医のノーマン・シリー博士は最近他の外科医に調査を行い、外科患者の出血過多の80％が満月のときにおこることを知った。
　妊娠間の終わりに近いと満月によって出産が早くなる。プラスイオンはセロトニン生成を刺激することで分娩を早める。その有害な特質は出産という重大な瞬間母子両方の安全と生存をおびやかすことにもなる。このためスイスのいくつかの病院では分娩およびリカバリー室でマイナスイオン発生器を使用しています。
　母乳の出をよくする。ソ連とイタリアの科学者はマイナスイオンが授乳中の母乳の出をよくすることを発見している。ただしこれは母乳ので出が水準以下の場合ですでにたくさん出ているときは、それ以上増えることはない。

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